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アユタヤ***続復讐の芽***

徳川に追われた茉緒たちは大海を超えて新天地に向かいます。アユタヤに自分たちの住処を作ろうと考えています。


植民地8

  1. 2018/10/01(月) 06:41:43_
  2. ミステリー
  3. _ comment:0
 イギリスの軍艦は2艇去り、新たに商船が3艇入って来て港で荷の積み下ろしを始めた。今回は少佐が軍の火薬として引き取った荷にアヘンが隠されていた。それを下忍が見つけてその荷を夜のうちに通りにさらした。これを九郎の近衛軍が王宮に回収した。
 東方司令官参謀が朝から王宮に入った。統括部長ならここは軍船から実弾を撃ち込むだろう。茉緒は今日は統括部長を下忍を10人配置して見張っている。朝少佐は統括部長を訪ねてすぐにイギリス軍を3百副総出で国境近くの砦を探索に出た。統括部長が調査してきたようだ。
 茉緒はすべての砦への抜け道をこのために塞いだ。逆に裏街道に誘い込みビルマの盗賊の砦に向かわせた。下忍の調査では今でも盗賊隊は和寇と提携して5百ほどの兵を置いている。
「昼には国境で双方がぶつかりました。イギリス軍は盗賊隊に蹴散らされたそうです」
「よし、イギリス軍の火薬と銃弾を内密に爆破しろ」
 下忍を周りに50人を配置している。
「リーさまから王宮に書記として来るようにと」
 王宮内の下忍が連絡に来る。茉緒は化粧をして王宮に駆けつける。リーの使いが料亭に行くようにと伝えてきた。部屋に入ると東方司令官参謀が王とリーと座っている。凜が酒を給仕している。
「少佐は今夜より軟禁して調査するとのことになった」
とリーが言いにくそうに書記の茉緒に説明する。元々王の酒席に書記を呼ぶことはない。
「私から酒を注ごう」
と参謀が書記にグラスを渡す。
「ここだけの話をしよう」
 どうも参謀は書記が茉緒だと見抜いたようだ。








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テーマ : 時代小説    ジャンル : 小説・文学
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yumebito86865

Author:yumebito86865
初めての時代小説『復讐の芽』を書き終えて、茉緒と離れられなくなりこの続編にかかりました。その時アユタヤが思い浮かびました。

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